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管理人misa(乾燥肌)
管理人misa(43歳/乾燥肌)
フケ・かゆみ・湿疹・皮膚炎…頭皮トラブルのほとんどを自ら経験。
長年皮膚科に通い試行錯誤した経験と、まじめにやり過ぎてトラブルを引き起こしたヘアケアを見直すために学んだ知識を生かしライターとして活動。
「どんなシャンプーを選ぶかで髪は変わる!」という事を伝えたい。


美容師mai(乾燥性敏感肌)
美容師mai(30歳/乾燥性敏感肌)
美容師としての専門知識に加え自身が敏感肌で髪と頭皮のトラブルに悩まされてきた経験を活かしコラムを執筆しています。シャンプーをはじめヘアケア商品のレビューや分析も担当してます。
現在3歳の子供を育て育児休業中。


美容師chika(普通肌))
美容師chika(31歳/普通肌)
産休から美容師の仕事へ復帰。その傍ら「正しいヘアケアで髪は変わるしヘアケアは簡単になる」ことを知ってほしいとヘアケアコラムを執筆中。

キューティクルを整えるってなに?キレイな髪を保つのに欠かせないキューティクルの話

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ブラシでロングヘアをとかす女性の後ろ姿
  • キューティクルを整えよう。
  • 髪のツヤはキューティクルが大事。
  • キューティクルがはがれると髪がバサバサに…
  • 手触りよく、髪を美しく見せるのにキューティクルが大事。

と言われますが…、

misa

そもそもキューティクルってなんすか?
という疑問を抱いたのは私だけではないはず。
…ということで、キューティクルについて教えて下さい。

mai(美容師)

はい。
では、ここで髪の健康と質感を整えるのに大切な役割を果たしているキューティクルについてご紹介していきますね。

目次

髪のキューティクルってなに?

箱から飛び出した?マーク

誰もが髪のキューティクルという言葉を聞いたことがあると思います。

でもキューティクルって具体的になに?という疑問を持っている方は少なくないでしょう。

キューティクルとは

毛髪の構造イラスト

毛髪の表面を覆っている「うろこ」のように見える部分です。

キューティクルの役割とは

イラスト解説。キューティクルは紫外線・摩擦などの外的刺激・ドライヤーの熱から守る

外的刺激から毛髪を守りコルテックスのたんぱく質水分が失われないように働きながら、『髪の毛に艶を与えてくれる』のがキューティクルです。

キューティクルが整っている髪の見え方や質感とは

ブラシで髪をとかす女性の後ろ姿

キューティクルが整っている健康な綺麗な髪の毛というのは根もとから毛先に向かってウロコ状に重なり合った密着した層になっています。

規則的に整って波状になっていて髪の毛の見えかたとしては、艶があり若々しく見え、髪の毛の質感としてはサラサラとしてまとまりのある質感です。

キューティクルが乱れている髪の質感は

キューティクルが乱れていると、

  • パサつく
  • ツヤがなくなる
  • 枝毛や切れ毛
  • カラーやパーマの仕上がりが悪い
  • ゴワゴワする
  • まとまりが悪い

キューティクルは髪の毛にとってとても大切な役割をしています。

キューティクルがはがれる主な原因とは?

イラスト解説。キューティクルが整っていないと紫外線・摩擦などの外的刺激・ドライヤーの熱から守れなくなる

では、キューティクルが剥がれてしまう主な原因というのはどういったことなのでしょうか。

カラーやパーマ

まず挙げられるのは、パーマ剤やカラーリング剤です。
これらは薬剤が強くキューティクルを開きダメージわ与えてしまい、剥がれやすくなってしまいます。

ドライヤーの熱

ドライヤーの熱なんかもキューティクルにダメージとなります。

シャンプーする際のゴシゴシ摩擦

シャンプーするときゴシゴシ洗うと、髪と髪がこすれあってキューティクルがはがれる原因になります。

シャンプーする際の温度

キューティクルは熱に弱いためシャンプーする際の温度にも注意しなければ熱すぎるとキューティクルが剥がれてしまいます。
適温は37~39℃

キューティクルがはがれた髪の対処法

塗装した木板と刷毛

キューティクルは一度剥がれてしまうと再生はできないので対処しようがありません。

とはいえ、髪の毛は毎日伸びているわけですから、剥がれてしまったキューティクルを復活できなくても新しく伸びてきた根元付近のキューティクルは守ることができます。

キューティクルを守るポイント
  • 優しいのシャンプーを使う
  • 十分な泡で優しく洗う
  • トリートメントやコンディショナーで髪を保護する
  • 自然乾燥せずドライヤーで乾かす
  • 仕上げは冷風でキューティクルを閉じてあげる

髪の毛は濡れた状態がもっともキューティクルがはがれやすくなるので、素早く乾かしましょう。
ただし、熱に弱いのでドライヤーのあて過ぎには注意。

また、ダメージケア用のシャンプーや刺激の少ないアミノ酸シャンプーを使用し、しっかりと洗い残しのないよう流します。

トリートメントで補修してから髪を乾かすなどといったキューティクルを守るためには抑えておきたいポイントです。

mai(美容師)

ドライヤーは8割がた乾いたら、冷風に切り替えてキューティクルを閉じてあげるのがポイント。

キューティクルを剥がしてしまう。やってはいけないヘアケア

では、逆に髪のキューティクルを守るためにやってはいけないことを簡潔にまとめます。

  • ドライヤーの熱をあて過ぎない
  • 濡れたままの髪を放置しない
  • ゴシゴシ洗わない
  • 少ない泡で洗わない
  • 無理にブラッシングしない

キューティクルを守るために大切にしたいこととは真逆のことに加え、髪を擦りあわせるゴシゴシ洗いや過度なブラッシングなどの無理な摩擦もキューティクルを剥がすことになるので注意したいポイントです。

まとめ

mai(美容師)

あなたもキューティクルに良くないけど、ついついやってしまいがちなことってありませんでしたか。

misa

ヘアケアって毎日のことですから、もう癖みたいになってることってありますよね。

mai(美容師)

そうですね。
毎日のことだからこそダメージになりやすいです。
お金もかからず今日からできる事なので続けていってほしいです。

日頃から濡れた髪を素早く乾かす、摩擦を与えないようにする、などの基本的なお手入れでキューティクルが剥がれないよう意識してみて下さいね。

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