正しいシャンプーが美しいツヤのある髪を保つのに大きな役割を果たします。
なぜなら、シャンプーは毎日しますしスキンケアでいえば、洗顔やクレンジングにあたる工程だからです。
しかも頭皮の場合、シャンプーしてから保湿してる方は少ないですよね。
なので、正しくシャンプーを毎日積み重ねて頭皮ケアできているかどうかは、髪の健康にも大きな影響を与えますので、ここで今一度シャンプーの方法について見直すキッカケにして頂きたいと思います。
この記事では、まず最初にシャンプーの方法をご紹介します。
続けて、シャンプー後のドライの方法も合わせてご紹介しますので毎日のケアの質を高める参考にして頂ければ嬉しいです。
[voice icon=”https://kamiiro.com/wp-content/uploads/2018/04/mai02.png” type=”r”]では早速シャンプーの方法、手順を見ていきましょう。[/voice]
髪と頭皮に優しいシャンプーの方法。7つのステップ
[voice icon=”https://kamiiro.com/wp-content/uploads/2018/04/mai02.png” type=”r”]シャンプーの方法。手順を一つ一つ解説していきます。[/voice]
ブラッシングには毛髪の汚れを除去するとともに、頭皮に関してはマッサージ効果も得られ新陳代謝を促してくれます。
*ロングヘアの人は毛先からブラッシングをしていきましょう。
お湯だけでしっかりすすぎます。
お湯の適温は38~40℃
このとき地肌までしっかり濡らすしていきましょう。
頭皮まで濡らすことでシャンプーの泡立ちがUPします。
シャンプーを適量にとり軽く泡立て髪の毛ではなく、地肌に泡を付けて全体になじませていきましょう。
爪を立てたり、ゴシゴシ洗いは禁止!
ついつい強く洗いがちですが、頭皮を傷つけてしまうので絶対にやめましょう!
洗う時は指の腹を使ってマッサージをするように地肌を洗います。
濡れた髪はキューティクルが立ち上がり髪の毛が膨らんだ状態になっているので、強くこすりすぎると摩擦が生じて髪のダメージに繋がります!
また、泡立てずにそのままシャンプーを付けると毛穴をふさぐ要因になり、頭皮のトラブルになることも。
地肌からしっかり指を使って流していきましょう。
すすぎには2分以上の時間をかけます。
この時すすぎ不足になると頭皮のかぶれや、毛穴のつまり原因にもなるので「これでもか!」と思うくらい強くすすがずに 丁寧にすすぎましょう!
特に後頭部は髪も厚いのでしつこいくらいに!
コンディショナーやトリートメントは根元からではなくて、中間から毛先に優しく揉みこむようになじませます。
流す時は頭皮に残らないように注意しましょう。
すすぎは丁寧に十分な時間をかけて行います。
タオルで拭くときに気をつけなければならないのが、こすってはいけないとです。
タオルドライするときは、地肌を包みこみながら優しく拭いてあげて下さい。
最後に大事なのは髪を乾かす事です。
自然乾燥している方もいると思いますが、ついつい髪が濡れたまま寝てしまってるという人も多いと思います。
濡れたままだと頭皮の常駐菌が悪さをしてベタつきやかゆみ、臭いなどトラブルを引き起こす要因になります。
また、半乾きのまま寝てしまうと、枕と髪が摩擦を起こし髪を傷めてしまいます。
ドライヤーは、毛先よりも根元から乾かしていきましょう!
ボリュームをつけたいときはドライヤーの熱を下から当ててあげるのがポイント!!
80%くらい乾いたら、仕上げに冷風を当ててキューティクルをしめてあげると良いです。
最後は必ず髪の毛を整えてあげましょう。
優しく洗っても頭皮トラブルが出る理由
[voice icon=”https://kamiiro.com/wp-content/uploads/2018/04/mai01.png” type=”r”]〝洗い方”を優しくしても、フケやかゆみが出るならシャンプー剤の刺激を疑ってみて下さい。[/voice]
シャンプーの洗浄成分には種類があり、洗浄力の強さも違います。
頭皮の弱い方、乾燥しやすい方はアミノ酸シャンプーがおすすめです。
美しい髪は、健康な頭皮が育てます。
コンディショナーとトリートメントは目的が違います。
リンス・コンディショナー・トリートメントの働きを同じだと思ってる方もいると思います。
リンスとコンディショナーはさほど変わりはありませんが、トリートメントは別です。
それぞれの役割
リンスは髪の表面をカバーし、シャンプー後のきしみを防ぎ手触りをよくし光沢をあたえます。
コンディショナーはリンスよりも髪の表面をカバーする力が強いです。
トリートメントはリンスやコンディショナーと違い髪の表面ではなく、髪の内部に浸透させ剥がれたキューティクルの間から流れ出てしまったたんぱく質を補給します。
トリートメントは髪になじませた後、すぐ流すよりも少し時間をおくと効果が高くなります。
[voice icon=”https://kamiiro.com/wp-content/uploads/2018/04/mai01.png” type=”r”]最近、リンスはあまり見かけなくなりましたが、コンディショナーとトリートメントどっちがイイかなとお悩みの方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。[/voice][kanren postid=”188″]
すすぎの姿勢で「襟足」か「おでこの生え際」にすすぎ残しが起こりやすい
シャンプーをすすぐ際、
- うつむいた姿勢ですすぐ方は、おでこの生え際
- 上を向いてすすぐ方は、襟足
に、すすぎ残しが起こりやすいので注意してすすぎましょう。
健康な大人ならシャンプーは1日一回、夜のみがおすすめ
また、美容意識が高く2度洗いをする人がいますが、
シャンプーをする前にブラッシングで汚れを浮き上がらせ、お湯でしっかり予洗いをしてからシャンプー剤を塗布して洗うと、汚れは一回で十分に落とすことができます。
30歳を過ぎると、脂分の分泌も低下してきますから
洗い過ぎは頭皮の乾燥を招き、フケやかゆみなどのトラブルの原因にもなります。
すすぎの適温は38~40度くらい。
頭皮は脂っぽいので熱いお湯で勢いよく洗い流すほうが落ちがいいと考えるのは誤解です。
熱いお湯は頭皮が乾燥しやすくなるので、洗顔と同様にぬるめのお湯で優しく洗い流すよう心がけてください。
頭皮や髪に負担をかけずに皮脂や汚れをしっかり落とすことができるお湯の温度は38~40度。
最後に冷水をかけて頭皮の毛穴とキューティクルをキュッと閉じることができるので、暑い季節などに試してみてください。
頭皮が引き締まるとボリューム感がでますし、キューティクルが引き締まると艶がでます。
ドライヤーは頭皮から乾かすのが髪のぱさつきを防ぐコツ
ドライヤーで乾かす時にあなたはどこから乾かしていますか?
多くの方が中間から毛先あたりを乾かしていますが、それはオーバードライといって乾かしすぎの原因になりやすいです。
なぜかというと、
毛先に向かうほど乾きやすくなっているため。
オーバードライになると髪が乾燥してパサつき、まとまりの悪いごわごわした仕上がりになってしまいますし、水分が少ないと傷みやすくなります。
ですので、しっかり頭皮から乾かすことが大事。
頭皮から乾かしていても毛先の方はある程度乾くはずですので、オーバードライを防ぐだけでなく、熱からの刺激による負担も減ります。
自然乾燥は髪と頭皮にデメリットばかり。ドライヤーで乾かすのが鉄則。
自然乾燥は頭皮や髪を長時間湿ったまま放置しているということ。
頭皮に雑菌が繁殖しやすい環境を作っているのと同じです。
雑菌が繁殖すると、かゆみが出るなどといった症状があらわれ、頭皮環境は悪化し、健やかな美しい髪を育てることはできません。
また、半乾きの髪は摩擦の影響を受けやすいというデメリットもあるので注意。
水分や熱によって開く性質のあるキューティクルは、膨潤して開いた状態で放置しておくと、ちょっとした刺激で簡単に剥がれてしまいます。
コンディショナーやトリートメントをしても、自然乾燥では台無しです。
特に面倒でもシャンプーのあとはできるだけすぐに髪を乾かしましょう。
開いたキューティクルを閉じることが大切。
まとめ。
ここまで、髪と頭皮をいたわるシャンプーの方法と、お手入れの注意点をご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
髪を洗うということは、シャンプーからドライヤーまでがワンセットなんだと考えてください。
頭皮に合った洗浄成分でシャンプーを選び、洗い方が良ければ頭皮環境を整えて髪の健康もグンっとUPすると思いますよ。
ぜひ続けてみて下さいね。
コメント