ヘアマニキュアとヘアカラートリートメントの違い。白髪を染めるならどっち?

カラートリートメント・ヘアマニキュア。違い・選び方
mai(美容師)
こんにちは。
アラサー美容師のマイです。

ヘアマニキュアとヘアカラートリートメント。

弱酸性で髪の表面を包み込むように色を付けるので、どちらも髪に優しい白髪染めですが、

実は似て非なるものでそれぞれに特徴があります。

ここではヘアマニキュアと白髪染めトリートメントにはどんな違いがあるのか。
詳しくご紹介していきますね。
このページでわかること
  1. ヘアマニキュアとカラートリートメントの各特徴
  2. それぞれの使い方
  3. それぞれのメリット・デメリット
  4. 白髪の状態でどっちを選ぶと良いか
  5. ヘアカラートリートメントを使う際の注意点

年齢とともに増えていく白髪を染め始めると、長く使っていくものですから

あなたはどっちの白髪染めが向いているか。
参考にして頂ければ嬉しいです。

ヘアマニキュアとヘアカラートリートメントの特徴と使い方

最初にヘアマニキュアとヘアカラートリートメントの特徴と使い方をそれぞれ見ていきましょう。

  1. ヘアマニキュア
  2. ヘアカラートリートメント

の順でご紹介していきます。

白髪を染めはじめると定期的に使い続けることになりますので、実際に染めることをイメージしながらご覧いただければと思います。

ヘアマニキュアの特徴

購入したヘアマニキュア

まずはヘアマニキュアですが
その名前の通り髪用のマニキュア

これは爪のマニキュアをイメージしていただけるといいと思います。

ヘアマニキュアは一般的なヘアカラー剤と違って酸性カラーなので優しいです。
髪の表面にだけ付着して、ビビッドな鮮やかな色味にできます。

ヘアマニキュアは外側だけに色がつくため、毛髪の内部を破壊せずにすみ髪が傷むというリスクが低くなります。
また、 中にはキューティクルのダメージを回復するためにも使える、艶出し効果があるものも。

しかし、
ヘアマニキュアは毎回シャンプーをするたびに色が落ちてきてしまい、地肌に付着するとなかなか落ちないというデメリットもあるのが特徴。

ヘアマニキュアの使い方

市販のヘアマニキュアの箱に記載されている使い方の部分を撮影した写真

ヘアマニキュアの手順
  1. 額や耳・首にクリームを塗る
  2. 髪に塗布して色付けする
  3. 15分程度放置する
  4. 手袋をしたまますすぐ
  5. シャンプーする

ヘアマニキュアを使う際には、色が付着するとなかなか落ちにくいため生え際などの顔回り、首回りにコールドクリームを塗っておきましょう。

そして手袋の使用は必須です。

また事前準備としてヘアマニキュアを使う前にはシャンプーをして汚れをよく落とします。

水分があまり残らないようにタオルドライをして、ヘアマニキュアを塗布をしたあとは、毛髪が乾燥しないようにラップかビニールキャップで保湿して定着を促してあげると良いです。

最後に、色がでなくなるまでしっかりすすぎます。

ヘアカラートリートメントの特徴

利尻ヘアカラートリートメントとルプルプカラートリートメント

ヘアカラートリートメントの特徴は、ヘアマニキュア同様に髪の表面にだけ作用するので、髪の毛や頭皮にダメージが少なく、脱色する薬剤も使われていないためツンとした刺激臭もなく、染まり具合をコントロールできるメリットが。

しかし、1度でキレイに色は付きにくく、最初は3~4回使って色を定着させるものが一般的。

その上、色持ちも良くないので週に1~2度はトリートメントして色持ちをキープさせる必要があります。

ヘアカラートリートメントの使い方

利尻昆布ヘアカラートリートメントのボトル裏を撮影した写真
カラートリートメントの手順
  1. シャンプーする
  2. カラートリートメントを塗布する
  3. 15分程度放置する
  4. よくすすぐ

※乾いた髪に塗布して、すすいだ後にシャンプーしてもOKです。

ヘアカラートリートメントは週に一回または数回、シャンプーしたあとにタオルで水分をふきとり、カラートリートメントを塗布して20分ほど放置して、色水がなくなるまですすぐのが基本的な使い方です。

また、ヘアカラートリートメントは乾いた髪にも使用できるので、その場合はカラー剤と同じように塗布しながらクシを使って伸ばして色ムラを少なくするようにしましょう。

放置した後は色が出なくなるまで丁寧にすすいで終了。
トリートメント効果もあるので、あとはドライヤーで乾かします。

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ヘアカラートリートメントとヘアマニキュアの違い。各メリット・デメリット

通販で購入したヘアカラートリートメントとドラッグストアで購入したヘアマニキュア

ヘアカラートリートメントとヘアマニキュアの違いとメリット・デメリットを一覧にまとめましたので、ご覧になってください。

ヘアマニキュアとカラートリートメントの違いを比較

 ヘアマニキュア白髪染めトリートメント
染料酸性染料
HC染料
天然染料
塩基染料
HC染料
使い方
  1. 目や耳・首にクリームを塗る
  2. 髪に塗布して色付けする
  3. 15分程度放置する
  4. 手袋をしたまますすぐ
  5. シャンプーする
  1. シャンプーする
  2. カラートリートメントを塗布する
  3. 15分程度放置する
  4. よくすすぐ
特徴シャンプーする度に徐々に色落ちする。
汗で色落ちすることも。
1回では染まらない
週1~2回で色持ちをキープする。
色づけ頻度3~4週間に1度くらい。最初は3~4日連続で色を定着、
その後は週に1~2度で色持ちをキープさせる

どちらも一般的なカラー剤に使われるジアミン系の酸化染料は使われていません。

ジアミン系染料とは
1剤と2剤を混ぜて発色する酸化染料。発色効果が高い反面アレルギーのリスクもある染料です。
アレルギー反応に関しては個人差がありますが、ジアミン染料を使い続けることによって、もともと大丈夫だった人がアレルギーを引き起こすこともあります。

ヘアマニキュアとカラートリートメントの各メリット・デメリット

 ヘアマニキュア白髪染めトリートメント
メリット色のバリエーションが豊富
頭皮の弱い人でも染められる。
天然染料メインなので頭皮が弱い人でも染められ根元まで染められる
トリートメント効果で髪にハリや艶を与えられる。
デメリット頭皮につけないよう塗布する必要がある。
根元まで綺麗に染めるのが難しい。
地肌や服につくと落ちにくい
汗や雨で色落ちすることがある
1度で綺麗に染まらないため最初は3~4回続けて使う必要がある。
週1~2回使い続ける必要がある
コスパ1,000円前後が一般的3,000円前後が一般的。白髪の量によって1本1~2ヶ月程度

こう見るとしっかり染めたいならヘアマニキュアの方がよさそうが…
私も使ったことありますけど、地肌に着けないように根元まで染めるのってちょっと難しいですよね。

そうですね。ヘアマニキュアは準備も必要ですしムラなく染めるのは慣れが必要です。。
根元もそうですけど頭頂部や後頭部は見えにくいから苦戦すると思います。笑

ヘアマニキュアとカラートリートメントに共通すること

  • 繰り返し使っても髪へのダメージが少ない。
  • パッチテストの必要がない。
  • アレルギーの心配がない。

参考:日本ヘアカラー工業会

中にはパッチテストが必要な商品もあるので説明書をよくご覧になってから使用してください
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地肌についても大丈夫なカラートリートメントの染料って優しいの?

クチナシ

髪と頭皮に優しいヘアカラートリートメントですが、入っている染料は

  1. 天然染料
  2. 塩基染料
  3. HC染料

の、主に3種類になります。

では、一つひとつ見ていきましょう。

天然染料
ルプルプヘアカラートリートメントのボトルに記載されている成分表示(天然染料に目印)

クチナシやベニバナ、ヘナなんかがこれにあたります。

漢方などの医療目的で使用される成分でもあることから、髪へのダメージや地肌のかぶれなどはほとんどありません。
自然な感じの髪に染め上げることができます。

また、トリートメント効果も期待できます。

塩基性染料
ルプルプヘアカラートリートメントのボトルに記載されている成分表示(塩基染料に目印)

塩基性染料は合成染料です。

合成染料と聞くと一見ダメージがあるように思えますが、「永久染毛剤」のように髪に浸透した薬剤の化学反応によって発色するのではなく、髪に浸透せずに髪の表面で発色してくれるので優しいです。

また、この染料はトリートメントとの相性も良いです。

成分表示には塩基性青・塩基性赤などに数字が表記されています。
HC染料
ルプルプヘアカラートリートメントのボトルに記載されている成分表示(HC染料に目印)

HC染料の特徴は髪に優しい染料であるということ。
これはキューティクルをこじ開けるのではなくキューティクルの隙間に入り込み染料が浸透していくので髪を痛めずに染められます。
ただ、色持ちはあまりよくありません。

HC染料は肌の弱くてかぶれやすい方など、できるだけ髪や地肌に優しい白髪染めをしたい人に向いているのがHC染料です。

成分表示にはHC青、HC黄などに数字が表記されています。

ヘアカラートリートメントはこのように天然染料をメインに、塩基性染料とHC染料がサポートする形で配合さているので髪と頭皮に優しいのです。

成分表示の豆知識
成分表示の記載は配合量の多い順です。
1%以下は順不同です。
※薬用(医薬部外品)化粧品は配合量順の記載ではありません。

アレルギーリスクがある染料とは

misa
逆に、刺激のある避けた方が良い染料ってなんですか?
mai(美容師)
アレルギーリスクのある一般的な白髪染めの染料もご紹介しておきますね。

特にジアミンはアレルギーを起こして頭皮が炎症を起こしてしまいがちです。

アレルギーリスクのある染料
  • トルエン-2,5-ジアミン
  • パラフェニレンジアミン
  • パラアミノフェノール
  • メタアミノフェノール

上記4つが1液と2液を混ぜ合わせるカラー剤に使われる成分です。

ジアミン系はアレルギーやかぶれを発症するリスクが高い成分として有名。
下2つのフェノール系はジアミンに比べ刺激は弱いですが、アレルギーリスクがあります。

なぜこのような染料にリスクがあるのかというと、人の身体は弱酸性です。
ジアミンやフェノール系はアルカリ性染料なので刺激になってかゆみやかぶれなど引き起こすリスクになるのです。

アレルギーリスクがよく話題になる理由の一つに、
肌の強い弱いで片づけられる問題ではなく、大丈夫だった人でも使い続けると発症リスクが高まるからなんですよね。

misa
使ってみて大丈夫だったとしても、ずーっと大丈夫とは言えないんですね。
mai(美容師)
そうですね。
花粉症と同じイメージかもしれませんね。

【選び方】カラートリートメントとヘアマニキュアどっちがいい?

CHECK
misa
それでカラートリートメントとヘアマニキュア、結局どっちがいいの?
mai(美容師)
はい。ではここでカラートリートメントとヘアマニキュアの選び方をご紹介しますよ。

目的別に選び方をご紹介しますので、参考にどうぞ。

白髪が多い人はカラートリートメントを選ぼう

白髪が多い方は、カラートリートメントがおすすめです。
染めた色をキープしやすいです。

ヘアマニキュアは自分で染めるとなると、手間がかかりますし地肌や服に付着すると落ちにくいというデメリットもあります。

カラートリートメントは最初の3日間は毎日染めますが、その後は週に1~2回でキープできます。

色が定着するまで15分程度の放置時間は必要ですが、素手でも使えますし頭皮についても大丈夫なうえ、お風呂場でも使えます。

カラートリートメントという名の通り、トリートメント効果もありますから艶も与えてくれますのでリンスやコンディショナーを使わなくてもヘアケアできますから簡単です。

ビビットな色で染めるならヘアマニキュア

ビビットな色で染めるならヘアマニキュアがおすすめです。

ヘアカラートリートメントは黒髪には色がつかないので、地毛に近い色で染める必要があります。

めんどくさがりな人はカラートリートメントがおすすめ

ヘアマニキュアの方が色持ちが良いので、めんどくさがりな人はヘアマニキュアの方が良いのでは?
と思うかもしれませんが、

ヘアカラートリートメントは、シャンプーした後の濡れた髪の状態で染められます。

  • 頭皮についても大丈夫
  • 全体に馴染ませ洗い流すだけ
  • トリートメント効果もあるので、リンスなど不要でもOK
  • 週に1~2回でキープできる

ヘアマニキュアは、染めるのに時間がかかりますし、生え際や根元まで綺麗に染めるのが難しいです。

misa
私自身めんどくさがりですが…
3~4週間に1度といっても、準備や手間を考えるとついつい後回しになってしまうんですよね。
mai(美容師)
カラートリートメントは、習慣にできるし簡単なので続けやすいです。
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ヘアカラートリートメントを使う際の注意点

購入した白髪染めトリートメントのボトルを並べて撮影した写真

ほかにカラートリートメントを使う際の注意点ってありますか?
一人で簡単に染められるのがヘアカラートリートメントですが、使う際のポイントをご紹介しますね。
ビニール手袋をした方が良いかも

手や肌についても洗い流せるカラートリートメントですが、手のシワや爪の間に入り込むと洗い流すのがちょっと面倒です。
ビニール手袋を使った方が、後片付けも簡単です。

ビニール手袋に付着した染料は簡単に落ちるので繰り返し使えます。

お風呂で染めるときは方や背中につかないように

一人で手軽に染められるのがメリットですが、背中や肩など見えにくい部分にトリートメントが付くと気が付かずに洗い忘れてしまうこともあるでしょう。
髪の長い方は背中につかないように少し注意しながら染めると良いです。

シンクやバスタブに付いたときは洗い流す

カラートリートメントが付着したまま放置してしまうと落ちにくくなります。
染めた髪のトリートメントを洗い流したら、シンクやバスタブに付着したトリートメントも洗い流すようにしましょう。

カラートリートメントを使うコツ。というほどではありませんが、染めるものですから余計なところに色がつかないようにすると後片付けも楽です。

カラートリートメントとヘアマニキュア。どこで買ったらいい?

ヘアマニキュアはドラッグストアで買うと良いです。
お手頃な価格ですし種類もあります。

カラートリートメントは通販で購入するのが良いです。

最近はドラッグストアでも置いている店が増えていますが、定価販売で高いんですよね。

白髪染めは使い続けるものですから、割引き価格で入手できるメーカー直販がお得ですよ。
それに定期便だと買い忘れもないですね。

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まとめ

mai(美容師)
最後までご覧いただき有難うございます。

いかがでしたか。

結局、ビビットな色が良い方以外は、カラートリートメントの方が良いです。

使う回数は増えますが自宅で簡単に染めれますし、お手入れも簡単。
染めながらトリートメント効果で髪に艶も出してくれるのも嬉しいポイントです。

もっとも多く選ばれているカラートリートメントは、
CMでもおなじみの利尻ヘアカラートリートメントです。

4色から選べますが、一般的な黒髪はダークブラウンがおすすめです。

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Mai(美容師)
ヘアメイクとしてのキャリアもあり、 私自身、敏感肌で悩んできた経験もあるので、子育てに頑張りながら敏感肌目線で髪だけでなくデリケートな肌のお手入れについても参考になる情報を発信していきます。

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