カラーリングにもいろんな種類があります。
自宅でセルフカラーする際に、どれで染めると良いのか?
迷ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
数あるカラーリング剤の特徴やメリット、デメリット。そして染めていく手順を紹介しますので、セルフカラーを綺麗に決めるための参考にしてみて下さいね。
各カラーリング剤の特徴と染め方
おしゃれ染め
キューティクルが開きカラー剤が髪の内部に浸透しメラニン色素を脱色し明るくなる。
1回の使用でしっかり染まり、シャンプーをしても色落ちしない。
髪が傷みやすい。人によってアレルギー反応によるかぶれが出ることがある。
色持ち:2~3ヶ月
染めていく手順
髪には染まりやすいところと染まりにくいところがあります。
毛先・中間部分は染まりにくいので最初に塗り、根元や頭頂部・こめかみは染まりやすいので最後に塗りましょう。
最初はネープから順番に後頭部・サイドと塗っていきましょう。
髪の量が多い人は細かく髪を取り塗っていくとムラにならないです。
今は泡タイプの商品も沢山出ているので塗りやすくなっていますが、注意点は根元から揉みこまないように慎重に使用してください。
ヘアブリーチ
髪の内部のメラニン色素を分解し脱色し髪の色を変える。
脱色するので染料が色落ちしない。
スピーディに塗らないとムラが目立つ。おしゃれ染めよりも髪の傷みは強い。
染めていく手順
ブリーチはカラーの中でも難しいです。
ブリーチを上手く使いこなすにはスピーディに塗ること。早く塗らないとムラの原因になるので気をつけましょう。
ブロッキングはおしゃれ染めよりも細かく分けて、塗布するときもおしゃれ染めと同じで、細かく取り塗っていくとムラにならず薬剤がつきます。
染める順番はおしゃれ染めと同じく染めていきましょう。
ヘアマニキュア
髪の外側をコーティングし色素を入れ染める。
かぶれや髪の傷みがほとんどない。
黒髪には染まらないため、ブリーチをした髪や明るい色にしか色を入れることが出来ない。シャンプーのたびに色落ちし肌や頭皮につくと取れにくい。
色持ち:2~4週間
染めていく手順
ヘアマニキュアの場合のブロッキングは、4つのブロックにわけて皮膚や頭皮につかないように塗布していきます。
ダブルカラーをする人にはキレイに色が入り、ヘアマニキュアは個性的な色に染めることができるのも特徴です。
塗布後ラップで優しくフワッと包み時間まで放置しましょう。
カラースプレー
一時的に髪の表面に色をつけることができる。
髪を痛めず1日だけ染めることができ、シャンプーで簡単に落とせる。
汗や雨で落ちることがある。
色持ち:1日
染めていく手順
1日だけ髪を染めたい学生さんなどにはオススメします。
シャンプーで簡単に落とせるのがメリットです。
カラースプレーをつける際はカラーケープをしてタオルで顔を守り、まんべんなくつけるのがポイントです。
沢山の種類がありますが、まず自分に何が合うのか研究するところから始めると失敗も少なくキレイに染めれる第一歩です。
カラーリングの基礎!髪質による色の出方や染まり具合。自宅で上手く染めるために知っておきたいこと
美容室に行く暇がなかったり節約のためと様々な理由で自分で染める方も多いと思います。
カラー剤は種類も色も豊富で購入する前に知っておくべきことや注意が必要なことが沢山あります。
まず、染める前には必ず確認をしてから行うために注意事項を紹介したいと思います。
毛髪(硬毛・軟毛・乾燥毛・脂性毛)、毛髪の長さや毛量、新生毛(新しく伸びた髪)と、既染部の割合、頭皮の状態を最初にチェックしましょう。
染まりやすい毛質…乾燥毛、損傷気味、髪が細い、軟毛で髪の量が少ない人は色が入りやすい。
染まりにくい毛質…脂性毛、健康毛、髪が太い、硬毛で髪の量が多い人は色が入りずらい。
髪が太くて硬い人や地毛が黒い人は染めた時に赤みが出やすく、明るい色で染めても明るくなりずらいので希望の色より明るい色で染めることをオススメします。
逆に髪が細く軟らかい人や地毛の明るい色人は、染めた時に黄み系が出やすく染めた時に明るくなりやすいので、染める時は希望の色より少し暗めの色を選択するといいですよ。
髪の傷みがある部分は色が明るく出やすいので少し暗めの色を選ぶといいです。
一度暗くした髪を明るくするのは難しくブリーチを使って染めないといけませんが、ムラに染まることがあるので、この場合は美容室で染めることをススメます。
カラー剤を使用する際の注意事項
カラー剤を使用するうえでの注意点があります。
カラー剤を購入すると箱の裏にも書いてあることと重なる点もありますが、肌の弱い方や体調に不安のある方、妊娠している方もチェックしておいてくださいね。
カラー剤の取り扱い上の注意点
- カラー剤は直射日光のあたらない冷暗所に密栓して保管し、使用後残った液は捨てる。
- カラー剤についてる説明書は必ず確認すること。
- 使用される前に必ずパッチテストを行うこと。パッチテストは染毛の48時間前に行い、塗布30分後と48時間後にチェックしてください。
- 髪の毛以外の場所には使用しないでください。液が目に入る恐れがあり、皮膚がかぶれたりするので絶対にやめてください。
- カラー剤が顔や生え際、首に付着した時は洗い流して目に入った時にはすぐに水またはぬるま湯でよく洗い流し、直ちに眼科医の診療を受けてください。
カラーを控えるべき体調の状態
- 頭、顔、首筋にはれものや傷、皮膚病がある方
- 生理時、妊娠中または妊娠している可能性がある方
- 出産後、病中、病後の回復期にある場合や、そのほか体に異常がある場合
- 特異体質、腎臓病、血液疾患の既往症がある場合
- 微熱、倦怠感、動悸、息切れなどの症状があり、体調がすぐれないときは控えてください。
カラー剤を使用してはいけない状態
- 過去にかぶれたことがある方や染めているときに発疹、発赤、かゆみがでたり、気分が悪くなったことがある。
- パッチテストを行って異常が出た場合
この症状がでた場合は皮膚科で染めても大丈夫か診てもらう必要があります。
パッチテストの目的とやり方
カラーリングをする前にはアレルギーがないか確認するためにも、パッチテストはとても大切です。
カラー剤にはジアミンという成分は入ってるものがほとんどで、そのジアミン成分が人によってかぶれや皮膚炎を起こすことがあります。
主な症状として、頭部や頸部などカラー剤が付着したとこに赤いブツブツができ、かゆみがでて酷くなると、顔全体が赤くなり腫れたりすることがあります。
今まで一度もかぶれたことがなくても体の変化で突然アレルギー反応がでることがあるので、カラーをする際は毎回パッチテストするようにしてください。
カラー剤には1剤と2剤があるので少しだけ取りだし混ぜて綿棒で腕の内側に10円玉くらいの大きさに薄く塗り自然乾燥させます。絆創膏をはるのもいいですよ。
48時間そのままの状態にします。
カラー剤をつけて30分経ったら1度みて、かゆみや発疹がでていないか確認してください。
48時間経って皮膚に異常がなければ使用してください。
まず自分で染める前には必ず髪の状態や体の状態、パッチテストは確認してからやってみましょう。
セルフカラーで綺麗に染める6つのステップ
自分で染めていてムラになってキレイに染まらなかったという経験ありませんか?
せっかく染めるならキレイに染めたいですよね
キレイに染めるための手順をご紹介します。
6つのステップ
このとき、シャンプーをしたあとはコンディショナーやトリートメントは使用しないこと!
シャンプー後はしっかり乾かすことが大事です。濡れたままだと水分で薬が薄まってしまうので注意点!
まずカラー剤を塗布する前にブロッキング(髪を小分け)する必要があります。
この人手間が塗り残しをふせぐことができます。
カラー剤を塗り終えたらラップを巻いて温めてあげる。
温めてあげることにより、ムラなくキレイに染まりやすくなります。
説明書に書いてある放置時間を守る。長時間置いたところで染まるわけではありません。
カラー後はトリートメントで保護してあげましょう。
この6つのステップで染めるとキレイに染まりますよ。
カラー剤を買う時のアドバイス
髪の長さや量によって、カラー剤の使う量が変わっていきます。
ロングヘアの方は、1つだけでは足りないので必ず2つ購入してください。
髪の長さ関係なく、髪の量が多い人も1つだけでは足りないので2つ購入しましょう。
美容室で染めるカラーリングの頻度は?色持ちの違いって何?
美容室でもカラーリングできますが、まだ美容室で染めたことのない方は、セルフで染めるとのプロが染めるの、具体的になにがどう違うの?
と、疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。
美容室で染めるとやはりそれなりの費用がかかりますが、具体的な違いをご紹介したいと思います。
また、染めてからどのくらいの期間で染め直す必要があるのか適切なタイミングがイマイチわからないという方も参考にしてみて下さい。
カラーをしても髪のダメージ損傷具合や染める明るさで、色持ちや染める頻度も違うので
分かりやすく紹介していきたいと思います。
カラーリングの色持ち
染める明るさが明るいと色も落ちやすくなります。
なので、色持ちを出来るだけ保たせるなら希望の明るさよりも少し暗めにするのがおすすめです。
染めてから時間が経つと退色していき少しずつ明るくなってきます。
髪の毛のダメージが多いほど、カラーが落ちやすく、すぐ退色していき色持ちが悪くなっていきます。
美容室ではカウンセリングを必ず行いますので、なるべく色持ちよくしてくれるように施術をしてくれます。
髪の傷み具合で限界もあるため完璧にすることが出来ないこともありますので、カウンセリングの際には遠慮をせずに相談をしてみて下さい。
カラーリングやリタッチの頻度はどれくらい?
カラーリングの頻度ですが、伸びた部分リタッチをするか全体に染めるかで頻度が変わります。
カラーリングは理想的なのは3ヶ月に1度がいいのですが、仕事の関係で常にキレイにしていなくてはならないなど色んな理由で、染めなくてはならないという人は1ヶ月に1度染めても構いません。
しかしこの場合、全体に染めるのではなく伸びた部分をリタッチして、3ヶ月経ってから全体を染めるようにするのが良いでしょう。
カラーリングは3か月に1度のペースで行い、1か月に1回伸びた部分をリタッチするのがおすすめです。
少しでも色持ちさせるためにカラーしたら欠かせないケアとは
髪を染めたらできるだけ良い状態で長く保ちたいですよね。
最後に、カラー後のアフターケアのポイントをご紹介します。
- カラー用のシャンプーを使う。
- カラーをした日はシャンプーをしない。
- カラーをしてから1週間はヘアケアを怠らない。
- ドライヤーやアイロンの熱を当てすぎない。
この4つを守るだけでも色持ちが変わってくるでしょう。
しかし、毛髪の傷みがすでに進んでいれば傷みのない人よりも色持ちが悪くなってしまいます。
ただし、何もしないよりは上記の方法は効果的ですので実践してみて下さいね。
ネットで人気のカラーシャンプー
カラーシャンプーはドラッグストアなどでも取り扱いがありますが、ネットで人気のカラーシャンプーをご紹介します。
カラーシャンプーは必ずしも毎日使う必要はありません。
毎日使っても構いませんし、3~4日に1度でもOKです。
色持ちと髪の状態に合わせて適度な使用頻度で使ってみて下さいね。
また、メリットとしては色持ちを良くすることを目的としていますが、
デメリットとしては、頭皮ケアや毛髪のダメージケアに効果は期待できないことです。
楽天では口コミもけっこう見られますし、カラーの種類も選べますからあなたのお好みで選んでみて下さいね。
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