髪のボリュームが減ってきたとお悩みではありませんか?
髪のボリュームがダウンしてきたり生え際、つむじなど頭皮が目立ってきたり…
年齢のせいかと、がっかりする前にこちらのコラムを参考にして頂きたいと思います。
ここからの目次
肌と同じく髪にも曲がり角はある
人間の体は加齢に伴い変化していくのは致し方ないこと。
誰しも20代、30代のときと同じというわけにはいきません。
お肌の曲がり角とあるようにそれは髪にもいえることで、髪の曲がり角がくるのはいつ頃なのかというと、髪質のピークは20代とされています。肌のピークとほぼ同じです。
20代までははうねりも少なく、量もあり、一本が太くて艶々としています。
一方、その時期をすぎれば髪も曲がり角。
とくに30代後半以降は下り坂となっていきます。
どんな健康な髪の毛も、2年~6年後には抜け落ちる

40代以降になり若い頃に比べて女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌量が低下すると髪の毛のサイクルに変化が生じます。
髪が生まれるのは、毛球部という部分で、ここにある毛母細胞の分裂によって生まれた髪は、生まれでる髪に押されてどんどん伸び続けます。
この期間は2年から6年くらいでこれを成長期といいます。
約10万本のうち9割が成長期
人間の髪の毛はおよそ10万本あるといわれ、常におよそ9割は成長期の段階にあります。
ただ、加齢によりエストロゲンの量が低下すると成長期の髪であっても細く柔らかくなっていきます。
2年から6年かけて成長した髪は退行期に入ります。
髪を産み出していた毛母細胞の働きが衰えるのがこの段階。
期間はおよそ三週間ほど。
退行期を経た髪は、最後の休止期に入ります。
毛母細胞の分裂がストップするため、これ以上伸びることはなく、休止期に入った髪は約4ヶ月かけて次から次と抜け落ちて次のヘアサイクルの開始に備えます。
加齢に伴い、だんだん休止期の段階が長くなっていきます。
つまり毛穴が使われず、髪が生えない時期が長くなるのです。
1日80~100本くらいの抜け毛は正常な範囲
髪にはサイクルがあり、寿命があります。
休止期で抜け落ちても、また新たらしく生え始めます。
1日に80~100本程度の抜け毛があるのは、正常なことです。
秋になり抜け毛が増えて髪の毛の手入れや生活習慣を見直す必要はあっても、焦りすぎる必要はありません。
秋口はそれまでの紫外線などの影響もあり、抜け毛が増えるのは自然なことです。
加齢によるヘアサイクルの変化とは
頭皮の下では新しい髪の毛が準備されていて、伸びはじめようと待機しています。
とはいえ、加齢によりエストロゲンの量が低下すれば、髪の毛が生まれ育つ期間である成長期は短くなります。
そのため、十分に育たないまま抜け落ちていく髪が多くなります。
また、加齢は休止期を長くするため抜け毛は多くなるものの、新しく生える髪は少なくなり、それが薄毛や全体のボリュームダウンとなって現れ、髪の色を決める働きも弱まり白髪となって現れてきます。
女性ホルモンの低下が毛量にも影響を与える

髪の変化は、加齢による女性ホルモンの分泌量の低下からくるものです。
女性ホルモンは20代後半をピークにゆるやかに低下しはじめて、40代半ばころの更年期になると一気に低下します。
ホルモンには
- エストロゲン
- プロゲステロン
2つがありどちらも大切なホルモンですが、髪により影響を与えるのはエストロゲンです。
エストロゲンには成長期を長く保つ働きがあり、十分に分泌されていれば、毛量もそれなりに豊かなものになります。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンのピークは
このエストロゲンの分泌がピークを向かえるのは20代後半です。
それ以降は、加齢と共に分泌量も低下していきます。
分泌量が低下すれば、それぞれの髪の毛の成長期の長さにも影響を及ぼし、加齢に伴う髪のボリュームダウンは自然なことといえます。
薄毛が進行しているのか年齢によるものかの判断は難しい

薄毛かどうかの判断はとても難しいといえます。
治療の必要があるかないかの基準が医学的に決められてはいませんし、加齢とともに髪の太さやボリュームダウンするのはごく自然なことだからです。
ただ、若い頃に比べて薄くなったと感じるなら、多少の気にしすぎはあったとしても、髪の毛の美しさがピークを越えてきたというのは事実です。
薄毛が進んでいるのかチェックするポイントってある?

薄毛が進んでいるのか判断するのは難しいことなので、チェックするポイントとゆうのはあまりありませんが、しいてゆうならば寝癖です。
まずは頭頂部の髪の毛を掴んだりして、
「以前よりボリュームが無くなっていないか」
「以前と比べて違和感が無いか」
感触の違いを確認してみてください。
また、感触だけではアバウトですので、寝癖で判断してみるのも効果的です。
ボリュームがダウンすると寝ぐせが付きやすくなる
髪のボリュームが無くなると寝癖が付き難くなります。
敢えて寝癖の付きそうな寝方をして、寝癖が付くか付かないか判断してみるのも一つの方法となります。
短い抜け毛が増えてないかチェック

短い抜け毛は髪が健康ではないというSOSサインです。
その短い抜け毛が増えたかどうかのチェックの仕方ですが、
まずは職場のデスク、自宅のテーブルです。
ふと頭や髪に触れたとき、毛が落ちることはよくあります。髪を触る癖がある人はとくにデスクまわりに落ちることが多いでしょう。
次に枕周辺。枕と頭が接触することで、髪を触ったとき同様に抜け毛が出ます。濃い色、暗い色の枕カバーを使っている人は寝る前に白や明るい色のタオルを敷いて、翌朝確認してみるとわかりやすいです。
他には、
見つけづらいかもしれませんが、髪のセットしたあとのブラシや櫛も。
髪のセット後、ブラシの毛の間や櫛の歯のあいだに抜け毛が絡まることがあります。また洗面所の流し部分も、髪をセットしたときの毛が落ちて溜まりやすいので確認できます。
髪がやせ細って茶色く見える?
髪が黒く見えるのには、髪の中にあるメラニンが関係しています。
毛髪内部の重なり合いが減ってしまう事で色が薄くなり茶色に見えてきます。
主な原因として考えられるのはは、栄養の偏り、紫外線、
他には過度のブラッシング、タオルドライのゴシゴシ、シャンプー時のゴシゴシや洗浄力の強さ、頭皮トラブルなどなど。
頭皮が弱い、乾燥しがち、カサついてフケやかゆみが出る。
というようなトラブルには、優しくてうるおいを残してくれるアミノ酸シャンプーがおすすめです。
加齢は止められないが、そのスピードを遅くすることはできる!

髪は女の命という言葉あるほど、髪の毛は女性にとってとても大事なものです。
では、実際に抜け毛や薄毛を改善することはできるのでしょうか。
加齢による変化なので、ピーク時の状態に戻すことは難しいといえます。
このような変化は人間にとって自然なことなので、それに逆らうのはやはり不可能に近いこと。
ただ、生活改善をすることで、加齢による変化を完全に止めることはできないものの、髪の毛の元気を取り戻し、できる限りのところまで改善させ、ボリュームダウンのスピードを遅らせることはできます。
適度な運動で代謝UP!毛根に栄養を運ぶのは血液

運動不足が薄毛を招く理由は
- 血行不良
- 新陳代謝の低下
の2つが主な原因といわれています。
頭部には大きな筋肉がないのに加え、毛根に血液を運ぶのは毛細血管であるため、もともと血行不良になりやすいです。
そんななか運動不足となると、だんだんと筋肉の量が減ってしまい、血液を循環させる機能が低下して、頭皮の血行不良がさらに悪化し、栄養が毛根に行き渡らなくなって薄毛を招く原因になります。
角質が剥がれ落ちずに頭皮が硬く分厚くなっていき、成長の邪魔をするだけでなく弾力が失われて硬い頭皮は抜け毛や薄毛を招くので、適度な運動で代謝UPは大切です。
薄毛対策は食事の見直しから
薄毛に悩むあなたは日々の食生活にどれだけ気を使っていますか?
日々の食生活を少し見直すだけで、薄毛対策に大きな効果が期待できます。
栄養バランスの偏った食生活は、薄毛を進行させる大きな原因の一つになります。
過度な栄養不足や、体に負担をかける程の飲酒は頭皮に大きなダメージを与えます。
特に日常的に、コンビニのご飯やファーストフードの食事が多いという方は、注意が必要です。
食べ物の改善はすぐにできる薄毛対策なので、今日からやりはじめて薄毛や抜け毛の進行を遅らせましょう。
今までの食生活を変えるのが難しい方には育毛サプリがおすすめ

基本的には食生活を変えるのがいいですし、望ましいことなのですが、現代社会ではそれが難しくなっている環境にあるためなかなか思うようにいかないことも当然ありますよね。
そんなときにおすすめなのが育毛サプリメントです。
育毛サプリメントは育毛に必要な栄養素が1日数粒でひとまとめに摂取でき、副作用もなく、体内だけでなく美容にもよいためなかなか思うように食生活が改善できない人は活用してみるのもひとつの方法。
育毛サプリメントは内面から女性の美容と健康のトータルケアでケアしてくれます。
とはいえ、サプリメントですのであくまで補助なので、なるべくなら食生活を変えるように努力したほうがいいですね。
頭皮ケアできるシャンプーを選ぼう

あなたはシャンプーを「洗えればいい」ものと思っていませんか?
確かにシャンプーは汚れなどを洗い流す目的がありますが、単に洗えば良いというものではありません。
ドライヤーなどで頭皮ケアはもちろん大切なのですが、シャンプーでも頭皮ケアは大切。
皮脂が取れればいいとか、しっかり洗うのにゴシゴシするのではなく、シャンプーは頭皮ケアに欠かせないことのひとつなので、シャンプーをしながらしっかり頭皮ケアをしてあげることが薄毛や抜け毛予防に繋がります。
特に、女性の薄毛は男性と違い頭皮環境の悪化や女性ホルモンの乱れが主な原因といわれています。
毎日毎日繰り返すシャンプーは、頭皮ケアに欠かせません。
乾燥しがちな頭皮ケアにアミノ酸シャンプーが最適な理由

シャンプーにはさまざまな種類がありますが、頭皮が乾燥している、または頭皮が乾燥しやすい、頭皮が弱いなどの頭皮のケアにはアミノ酸シャンプーが良いとされます。
なぜ、そのような頭皮にアミノ酸シャンプーでの頭皮ケアが最適なのかというと、
アミノ酸シャンプーは人体のたんぱく質はアミノ酸で構成されているのですが、それと同じようにアミノ酸でてきていて、親和性が良く低刺激で、髪や肌への刺激が少ないので頭皮によるダメージが軽減できます。
また、皮脂を落としすぎることなくマイルドに洗い上げ、適度な潤いを与えることができるため、頭皮の乾燥にはアミノ酸シャンプーがおすすめです。
本来のアンチエイジングとは
本来のアンチエイジングが目指すものは、人の成長が止まった後、見た目の老化現象とともに急激に落ちていく体のエイジング曲線の角度を少しでもゆるくしていこうというものです。
60歳で到達してしまうと言われる体の劣化を70歳、80歳まで引き延ばすことができれば、「老化」のスピードを抑えたことになるわけです。
引用元アンチエイジングネットワークより
アンチエイジングとは、若さを取り戻す。
というより、老化を遅らせる
という目的で取り組む必要があります。
ヘアケアも、スキンケアと同じように予防していく目的です。
まとめ。
加齢による薄毛や抜け毛はごく自然なことであり、避けては通れない道です。
しかし、戻すのは無理でもしっかりとケアをすることで薄毛や抜け毛の進行を遅くすることは可能です。
また、シャンプーなどでも関係してくるため、食生活やホルモンバランスを整えるのはなかなか難しくても、シャンプーなどのすぐにはじめられることから正しい頭皮ケアを行っていきましょう。
毎日使うもの。使う頻度が高いものから良質なものへ見直すのが老化予防を実感しやすいポイントです。
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