加齢による髪の変化は避けては通れない。薄毛を防ぐためにはどうしたらいい?!

髪の疑問を抱いている女性

近頃、髪に元気がない…
髪質が変わってきたかも。

そのように感じて不安な思いをしていませんか?

女性の薄毛はホルモンバランスにも関係しているので、
年齢とともに髪も老化していくのは避けて通れないこと。

だけど不規則な生活や不摂生で必要以上に髪に負担がかかっていることに気が付いていない方もいます。

こちらでは、髪の発育と成長に大切な基本をおさらいしましょう。
ヘアケアを見直しをお考えの方に、参考にして頂けると嬉しいです。

女性にみられる薄毛・抜け毛の主な5つのタイプ

合わせ鏡で後頭部をチェックする女性

女性に見られる薄毛や抜け毛は、大きく次の5つのタイプに分類されます。

びまん性脱毛症

部分的にではなく頭髪全体が薄くなるのが特徴で、薄毛で最も多いタイプ。
徐々に進行するため気づきにくく、ストレスや加齢、ダイエットなど様々な原因で引き起こされます。

また、頭皮が慢性的な乾燥状態だったり、頭皮が固くなっていると毛根に十分な栄養が行き渡らず発毛する力が弱まり、頭部全体の髪がやせ細ってくることがあります。

分娩後脱毛症

産後、急激に抜け毛が増える脱毛症。
女性ホルモンが増加する妊娠期に成長期を維持していた髪の毛が、産後の変動で一気に休止期に入るため起こります。通常一年半ほどで回復ケースが多いです。

牽引性脱毛症

継続的に髪を引っ張られることで、頭皮の決まった部分に負担がかかり発症する脱毛症。
髪を強く結びすぎたり、長い間同じ結び方をしていると起こりやすい。
生え際や分け目が薄くなることが多い。

円形脱毛症

突然、一部分の髪がごっそり抜けてしまう脱毛症。
自己免疫疾患のひとつで、精神的、肉体的ストレスが原因ですが、遺伝やアトピー性疾患との関連も。

頭皮トラブルによる脱毛

さまざまな理由で頭皮に湿疹や炎症が起きたりすると、脱毛を招くことが。
代表的なのは脂漏性湿疹とひこう性湿疹。
脂漏性湿疹は、皮脂の過剰分泌で常在菌が繁殖することから起こり、ひこう性湿疹はフケが多量に発生しかさぶたのようになり毛穴を塞いでしまうこちてから起こるもの。

増加中の女性の薄毛!ホルモンバランスが密接に関係している?!

テレビ通販や雑誌なんかでもよく目にするようになった女性の育毛系の商品。

それだけ薄毛に悩む女性が増えているということでしょう。

女性にとって髪は命とも言います。
近年AGAというものが話題になっていますが、これはいわゆる男性型脱毛症のこと。

女性の場合ホルモンバランスと関係していることが多く、適切なケアで改善や予防していけるケースが多いので、薄毛が心配な方、薄毛にお悩みの方の今後のケアの参考にして頂ければ嬉しいです。

女性ホルモンの働きとは

女性ホルモンとは、卵巣から分泌される2つのホルモンの総称。

妊娠、出産に備える女性の体には欠かせないホルモンです。

女性らしさを引き出し、体調を安定させるエストロゲンと、妊娠をバックアップするプロゲステロンがあり、美しい髪を保持するために重要な役割を担うのはエストロゲンです。

女性ホルモンと年齢毛髪の関係

女性ホルモンの分泌が多い20代は、髪の質、量ともにピークの時期。個人差はありますが髪のうねりが少なく、毛の流れがそろいやすいので艷やかに見えます。

その後30代になると女性ホルモンの分泌が減りはじめ、髪が乾燥しやすくなり徐々に髪がうねるようになり、髪表面が乱れるためツヤ感も低くなり白髪も出始める方もちらほら出てきます。

そして40代ともなると髪のハリ、コシが失われはじめ、ボリュームがでにくくなったり、分け目が目立つように。更年期に入るとエストロゲンの分泌量が激減するため、個人差はあれ多くの女性に髪質の悪化が顕著に出やすくなります。

エストロゲンの分泌量が多い20代後半が髪のピーク

女性ホルモンとは、女性らしい体つくりをサポートしてくれるもの。

特に、女性らしさ維持のために活躍するのがエストロゲンというホルモンが髪の発育に深く関わっていることをお伝えしました。

このエストロゲンは、肌に潤いを与えるなど女性の魅力を引き出す役割を担っていて、髪の毛にも大きく影響しています。
ヘアサイクルの成長期を長くし、髪を成長させる働きを持ち、ハリ、コシ、ツヤのある髪を作り出します。

そのエストロゲンの分泌がピークになるのが20代後半。
この時期が髪の毛の状態が最も良い時期と言えます。

エストロゲンの分泌低下が髪の老化現象を引き起こす

女性は20代後半をピークに徐々にエストロゲンの分泌が低下し、閉経後は急激に低下していきます。

このような女性ホルモンの減少は、髪にどんな影響を及ぼすのかというと、まず、ヘアサイクルが変化します。
成長期が短くなるため、髪は十分に育たないまま抜け落ちてしまいます。

休止期の状態の髪が細くなり、分け目や生え際の地肌、ボリューム感など薄毛が目立つようになります。
髪がうねる、ぱさつくなどの老化現象も、女性ホルモンの減少が一因であると考えられます。

加齢以外にもホルモンバランスが乱れす原因がある

ただ、加齢以外でも女性ホルモンのバランスが乱れることがあります。

たとえば妊娠中と出産後はホルモンバランスが大きく変動しますし、急激なダイエットや過度のストレスが原因でホルモンバランスが乱れる人もたくさんいます。

たとえ若くても、これらの原因で薄毛などの毛髪トラブルを抱える人は少なくないです。

ホルモンバランスの乱れと頭皮環境の悪化が薄毛を促進。

女性の薄毛は、原因がひとつということはほとんどありません。

さまざまな原因が重なって薄毛が進行することが多く、特に最近では、食生活や生活習慣の乱れによって頭皮に必要な栄養が行き渡らなくなるケースが多く、過度なヘアアレンジや誤ったヘアケアなども手伝い頭皮環境の悪化が目立ちます。

それに加え、ストレスの多い社会のなかでホルモンバランスが乱れることもあり、このような状況が若い世代での薄毛を増やす原因となっています。

頭皮の皮脂バランスを一度乱すとヘアケアでは改善が難しくなります。
ここからは生活習慣や毎日のヘアケアで薄毛・抜け毛を予防し若々しい髪をキープしていく為に大切なことをご紹介していきます。

生活習慣からくる女性の薄毛の主な原因。

生活習慣からくる女性の薄毛の主な原因としては

  • 過度なストレス(仕事や家庭、禁煙など日常のストレス)
  • 喫煙
  • ファストフードなど偏った食生活
  • 過度のダイエット
  • 運動不足
  • 紫外線対策をしていない
  • 洗髪後ドライヤーを使わない
  • ゴシゴシ洗い
  • シャンプーによるダメージの蓄積
  • カラーやパーマによるダメージの蓄積

などなど
ついついやってしまいがちなものばかりですが、これらは頭皮や髪にとって負担となることばかりです。

バランスのとれた食事、質の良い睡眠、適度な運動がキーワード

私達は、髪の毛と体を別のものと考えてさしまいがちですが、髪の毛は肌の一部、体の一部です。
体が健康でなければ、髪もいい状態でいられるわけがありません。

髪を育てることを考えるなら、髪にだけ何かをするのではなくて、体にいい生活、健康的な生活をすることが第一。

特に意識したいポイントは3つ。
  1. 髪の毛に栄養が行き渡るようバランスの良い食事
  2. 髪の毛を育てる成長ホルモンの分泌を促す質の良い睡眠を十分にとる、
  3. 適度な運動と体重管理で髪の毛に栄養を運ぶ血流を良くすること。
  4. 髪に必要な栄養はバランスのよい食事から!髪に欠かせない栄養素

    朝食の風景

    髪を育てる第一条件は、髪に必要な栄養をきちんととることですが、では髪に必要な栄養素とはなにか。

    筆頭は、髪の毛の99%を構成するタンパク質。
    タンパク質は筋肉や爪、皮膚など体のほとんどの部分を構成しています。

    そのため生命維持に直接関係ない髪の毛に送られる優先順位は低いので日頃から不足しないように心がけることが大切です。

     
    タンパク質の吸収を高めたり、構成を助けたりする、ビタミンやミネラル類も重要で活性酸素を抑える抗酸化成分も摂取するだけでなく野菜や果物、海藻類などをバランスよく摂りましょう。

    食事をより良く効果的にするためにしてはいけないこと

    食事をよりよく効果的に摂るために、心掛けたいこと
    1. 早食いはしない
    2. 寝る前の食事は控える
    3. 栄養が偏らないように気をつける
    4. 早食いは薄毛の大敵である肥満を招き、満腹中枢が刺激される前にどんどん口に運ぶので、つい食べすぎてさしまうのが原因。
      満腹感を感じるには食事を始めてから20分位はかかるのでよく噛み、20分以上かけてゆっくり食べましょう。

      また、エネルギーの消費量が少ない夜は、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなります。
      寝ている間に消化活動がされるため、睡眠の質を落とすことになります。

      肥満と睡眠の質の低下は髪の毛にとってマイナス効果のダブルパンチ。

      そしていくら髪にいいといわれる栄養素でも、それだけでは効果が現れません。

      また過剰摂取は逆に薄毛を進行させることもありますし、食事中の水分のとり過ぎは消化吸収酵素を薄め、消化を悪くしてしまいます。

      質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌量をアップ

      熟睡している女性

      髪の成長には成長ホルモンが欠かせません。

      成長ホルモンとは、体の成長、修復を助けるホルモンで、成長期には多く分泌されますが、加齢とともに減少します。
      年齢を重ねるほど、成長ホルモンの分泌量を維持することが重要になります。

      成長ホルモンが最も多く分泌されるのが夜の睡眠時。
      人は睡眠中、ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返していますが、眠った直後から90分間のノンレム睡眠のときに、一日の約70%の成長ホルモンが分泌されると言われています。

      しかし、眠りが浅かったり睡眠リズムが整っていなかったりすると分泌量が減ってしまいます。
      ですので寝る前には携帯やパソコンはいじらない、軽い運動をして寝付きをよくするなど質の良い睡眠を心がけましょう。

      吸収した栄養を髪に運ぶには体の血流をよくすることが大切

      髪の毛に栄養を運ぶのは血液です。

      その血液の流れが悪いと、当然薄毛につながります。

      では、血流をよくするためにはどうすればいいのかというと、血流を促進する薬剤などを使うのも手ですが、もっと根本的に改善をするなら、体全体の血流を良くすることを考えましょう。

      血流を低下させる最大の敵は脂肪。
      目に見えて肥満の場合はもちろんですが、最近では痩せている人でも血液中に脂肪がたまり、血流が低下している人もいます。

      まずは体重管理をしっかりして肥満を防ぐこと、そして体型に関わらず適度な運動を続けて体内の脂肪を燃やすことが大切です。

      それは単なる抜け毛ではないことも!病気が隠れていることもあるので気をつけて

      抜け毛が多いと見た目ばかりを気にしてしまいがちですが、本当に怖いのは、病気のシグナルとして抜け毛が増える場合があるということ。

      特に女性の髪の毛の状態は女性ホルモンの分泌と深く関わっています。

      女性ホルモンの分泌に影響を及ぼす婦人科系疾患のほかにも、甲状腺疾患、貧血などの病気が隠れていることがあるので注意しましょう。

      まとめ。30歳を過ぎたら先行投資のヘアケアを

      加齢による衰えを感じ始める30代~40代。

      髪にもウネリ、乾燥、抜け毛といったマイナスの変化を感じる人がたくさんいるでしょう。
      これは、今までと同じケアでは髪を維持できなくなっている証拠。

      髪質の変化を感じたとき、多くの人はまず、髪の毛や頭皮に手を加えようとします。
      シャンプーを変えたり、育毛剤を使ったりしますよね。

      でもそれだけでは不十分です。
       
      これから生えてくる髪の毛を育てることこそ、本当の髪育。

      そのためには日々の生活を見直し、髪に良い生活を積み重ねることが重要です。

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      Mai(美容師)
      ヘアメイクとしてのキャリアもあり、 私自身、敏感肌で悩んできた経験もあるので、 髪だけでなくデリケートな肌のお手入れについても 参考になる情報が発信していきます。 好きな動物⇒うさぎ(私の家族のイブちゃん)

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ヘアメイクとしてのキャリアもあり、 私自身、敏感肌で悩んできた経験もあるので、 髪だけでなくデリケートな肌のお手入れについても 参考になる情報が発信していきます。 好きな動物⇒うさぎ(私の家族のイブちゃん)