シャンプーの選び方。ヘアケアを見直したい!とお考えの方へ

頭皮の弱い方、乾燥してかゆみやフケの出やすい方、または頭皮アトピーの方は市販のシャンプーではどれも満足いかず、シャンプー選びには苦労されているのではないでしょうか。

こちらでは、ヘアケアを根本から見直したいとお悩みの方に、髪と頭皮に優しいシャンプーの選び方、見極め方をご紹介します。

“洗う”ことは刺激にもトラブルにもなりますので、毎日使うシャンプー選びはヘアケアの基本です。

シャンプーそのものがダメージの原因になることも

頭皮や髪を清潔に保つことは大切なことですよね。

「だからしっかりシャンプーをして汚れを落とさなくちゃ!」
なんて思っていませんか?

カラーリングしたりパーマしたりするときは、液剤をしっかり落とさなくちゃならないのでその時だけは仕方ないですが(でも強すぎはNG)、

普段、毎日使うシャンプーがあまりにも洗浄力の強いものを使用していると頭皮が乾燥してしまうことがあります。

普段の生活で洗浄力の強いシャンプーを使用していくと、ダメージが蓄積されていき髪に潤いがなくなります。
さらには、切れ毛や抜け毛などが増えてしまうこともあり髪の悩みに繋がります。

特に、頭皮のダメージは、そのまま髪を育てる力が低下してしまうこともあるので注意が必要です。
頭皮に程よく皮脂を残しておくことが大切ですので、洗浄力が優れているものは避けたほうがいいです。

ヘアケア、頭皮ケアのキモとなる洗浄力の違いとは

シャンプーで頭を洗う女性

まずこれは絶対に押さえておいてほしいことです。

それは『界面活性剤の違い』です。

  1. 高級アルコール系
  2. アミノ酸系
  3. ベタイン系(両イオン性)
  4. ノニオン(非イオン性)
  5. 天然

界面活性剤は上記5つに分類されるのですが

では、どれが洗浄力が強くてどれが適度な洗浄力なのか。
一つひとつ簡単に説明していきますね。

①高級アルコール系

だいたいの市販のシャンプーにはこれが含まれていて非常に洗浄力の強いものになります。

代表的なものでいえば

  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸ナトリウム

硫酸は非常に洗浄力が強く、頭皮の皮脂を必要以上に落としてしまい特に肌の弱い人にとって刺激の強い成分です。

  • ラウレスカルボン酸
  • ラウレス酢酸

同じラウレスとついても、こちらは硫酸ではないので比較的洗浄力はマイルドに刺激も弱くなっています。

②アミノ酸
  • ココイルグルタミン酸
  • ココイルアラニン

こちらはアミノ酸を原料として作られます。

グルタミン酸には他のアミノ酸の合成を助ける働きや、髪のダメージ部分に吸着してコンディショニング効果を高める働き、そしてアラニンにはキューティクルが開かないようにする働きや頭皮のバリア機能を高める働きがあります。

ちなみに
「ココイル」とは「ヤシ油から抽出した脂肪酸を用いている」という意味です。

つまりアミノ酸系界面活性剤は、髪の毛を構成するアミノ酸由来の成分に由来しているため、マイルドに洗い上げることができます。

③ベタイン系
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • コカミドプロピルベタイン

両イオン性界面活性剤とも呼ばれていて、その名の通り水に溶けると陰イオンにも陽イオンにもなる性質を持っています。

水がアルカリ性の場合は陰イオンに、酸性の場合は陽イオンになることで、水中の酸やアルカリを中和し、この作用により他の界面活性剤の洗浄力を低下させないようにする働きが期待できます。

単独で配合されることはほとんどなく補助剤として使用されることが多い界面活性剤です。
洗浄力も刺激も弱く肌の弱い人へおすすめの成分になります。

④ノニオン

成分名の最後にEAがつきます(エタノールアミン)
洗浄力は穏やかで他の界面活性剤の補助的な役割で配合されていることが多いです。

⑤天然
  • レシチン
  • サポニン

卵黄や人参、お茶に含まれている成分です。
その名の通り天然由来の成分なので頭皮への刺激も弱くマイルドな洗い心地です。
頭皮も弱い、乾燥気味、刺激になると悩んでいる方にオススメです。

刺激となる洗浄成分について。まとめ

バツのプレートをあげる風呂上りの女性

まとめますと、頭皮の弱い人、すでにフケやかゆみなどのトラブルを引き起こしている方が絶対に避けるべきなのが

  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸ナトリウム

つまり高級アルコール系です。

この2つは合成界面活性剤になります。
石油から作られた界面活性剤とも言われるほどですので、まずこの2つが配合されていないか確認しましょう。

やっぱり美容室でおすすめするシャンプーはイイの?

それは勿論YESです。
ただし、市販のシャンプーがダメというわけではないですし絶対とは言い切れません。

美容室でのシャンプーは、基本的には『素材の美しさ』『ヘアデザインの美しさ』のバランスを重視しています。

ですので、
髪や肌に優しく適度な泡がたつ。
カラーやパーマのもちをよくする。
次回のカラーやパーマの邪魔をしない。
ダメージを防ぐ、髪や頭皮に優しい成分のものを使用する所が多いからです。

市販のシャンプーでもいいもはありますが、艷やかな髪を保つのに美容室でオススメするシャンプーはいいと思います。

ただし、美容室によって扱うシャンプーにも種類があります。

  • シャンプーがシリコン製なのかノンシリコンなのか
  • 脱脂性なのか保湿系なのか

多種多様ですので、
信頼できる美容師さんに相談して、ご自分の髪・地肌に合ったものを選んでもらうのが良いでしょう。

プラスアルファで美髪を育てるシンプルなヘアケアとは

白い容器のヘアケアアイテム

シンプルなヘアケアって、きっと女性なら誰でも目指したいところですよね。

でも、カラーやパーマ、そして年齢を重ねるごとに増えてくる髪の悩みに対して、ケアやお手入れの正しさって見えなくなりがちですよね。

髪と頭皮は人それぞれですので、ケアの方法も自分に合った方法を見つけることも大事です。

でもまず原点に立ち返って見直したいシンプルなヘアケアをこちらでご紹介しますので、ベースのシャンプーにこだわりながらプラスアルファのケアも参考にしてみて下さいね。

綺麗な髪を伸ばすため、傷み方で見分ける

まず、傷んだ髪は治せないということは知っていますか?

ほとんどの人は、傷んだ髪を治して綺麗にするためにトリートメントを使って、トリートメントを髪にとっての美容液と思っている人も多いですし、ダメージを元通りにといった期待をさせる商品もたくさんあります。

でも、トリートメントは髪にとってはファンデーションのようなもので、あくまで傷んだ髪の見た目や手触りを綺麗な髪に見せてくれているのであって一度死んだ、傷んだ髪は戻らず髪そのものを根本から治すことはできません。

トリートメントをしてサラサラになるのは一時的に髪の内部を補修したり、表面をコーティングしたりしてるからです。
傷んだ髪はもとの健康な髪に戻すことはできないんです。

ここまでお伝えしてきましたが、やはりまずはなぜ髪が傷んだのか、その原因を正しく知ることが大切。
そして傷んでいない根元付近の髪をどうすれば綺麗に伸ばしていけるのか考えることです。

髪の傷み方によるケアの方法とは

薬剤によるダメージなら

パーマやカラーなど、アフターケアをしっかり行わないとキューティクルが開いたままになり、そこから内部のタンパク質が流出してしまいます。

熱によるダメージなら

熱によるダメージは、事前に洗い流さないトリートメントで髪を保護してあげるか、ドライヤーは必ず使うので極力コテやアイロンは使わないようにすると良いです。

紫外線によるダメージなら

これも洗い流さないトリートメントで髪を保護し、長時間日差しを浴びるときは帽子や日傘など紫外線対策をします。

髪の痛みとなる原因はすべて日常生活に潜んでいます。
ですが、ケア方法も手軽に出来るものが多いので自分のできることから始めていきましょう。

実は万能!洗い流さないトリートメントはダメージケアに効果あり

髪のダメージが気になる人はシャンプーのあとに洗い流さないトリートメントを使ってる人もたくさんいますよね。

しかし、そもそも髪の毛は死滅細胞で、その髪の中に無理矢理いろいろな成分を入れて補修してもずっと定着するわけではなくシャンプーで流れ出してしまいます。
洗い流さないトリートメントをつける目的はあくまで、髪を乾燥させないようにすること。

乾燥から髪を保護するのが洗い流さないトリートメントの最大の役割。
ですから、ダメージヘアに効果があるのではなく、これ以上乾燥しないようにする予防、外的刺激から髪を保護し守るといったことには洗い流さないトリートメントはgood。

髪につけるオイルならホホバオイルが一番イイ

ホホバオイルの写真

髪につけるヘアケア商品はオイル、ミルク、ジェル、ミストとたくさんあり違いがよくわからない。という方も多いでしょう。

実は、本当におすすめしたいのはホホバオイル。

ホホバオイルは他のオイルと比べ馴染みがよく、髪だけではなく頭皮や顔などの肌にも使用でき、アレルギー体質の方にも安心感の高いオイルです。
ホホバオイルには無色と黄色の2種類あり、黄色のほうが保湿力が高く髪をサラツヤにしてくれます。

ホホバオイルにもメリット・デメリットの両面がありますのでここで確認しておきましょう。

ホホバオイルのメリット

主成分がワックスエステルでこのワックスがけは、人間の肌から分泌される皮脂の成分でもあって、ホホバオイルは人の肌にいちばん近いオイル。

また、バクテリアなどの細菌類に対する抵抗力も強く、黄色ブドウ球菌やシュードモナス菌など、皮膚に悪影響を及ぼすバクテリア菌を破壊する力がある。

さらに、非常に強力な抗酸化作用も兼ね備えており、物質自体に安定性があるため、防腐剤などを使わなくても長期保存が可能となっています。

ホホバオイルのデメリット

デメリットな部分はほとんどなく、あげるとすればホホバオイルは寒さに弱く、10度前後だと固まってしまいます。

常温に置いておけば再び液体に戻り、物質的にも効能にも変わりなく使用することができますが、冬の寒い時期に使用する際には温かい部屋へ置いておくこと。

頭皮マッサージには髪の悩みに加え、シワやたるみなどにも効果あり

頭皮マッサージには様々な効果が期待でき、髪のツヤがない、かゆみやフケが出てきた、薄毛や抜け毛、むくみやすい、顔のシワやたるみが気になるなど髪に関係するところ以外にも頭皮マッサージは効果的です。

頭皮と顔の肌はつながっていて年齢を重ねると共に重力で頭皮の皮膚が垂れ下がってしまいます。
その頭皮のたるみはそのまま顔のたるみにつながります。

つまり、顔のシワやたるみは頭皮が原因になっている場合があります。

また、頭皮マッサージは入浴中や入浴後など、頭皮が温まっているときに行うと効果的です。

頭皮マッサージに一番大切なことは、頭皮を動かす習慣をつけることなので最初のうちはあまり時間や場所にはこだわらず、気が向いた時に少しでもマッサージをしてみましょう。

妥協したくないシャンプー選びのワンポイント♪

薄毛や抜け毛など髪のトラブルはほとんどの場合、乾燥、血行不良、ストレスの3つが原因となっています。

その中で一番多いのは乾燥。

なぜ乾燥するのかというと、頭皮に必要な皮脂までシャンプーが落としきってしまうから。

皮脂はトラブルになるのでは?と思う人もいると思いますが、皮脂自体は皮膚を紫外線から守ったり潤いが逃げていき乾燥するのを防ぐ役割を持っているので必要なものです。

皮脂を必要以上落としてしまうと頭皮が乾燥しやすくなり、フケやかゆみが出たり血行不良になって抜け毛など様々なトラブルが増えてきてしまいます。

シャンプーは毎日使うものですし、シャンプーの刺激がダメージの原因になっているなら、あれこれヘアケアしても効果を台無しにしてしまっている可能性だってあります。
髪と頭皮のケアは、毎日欠かさず使うアイテムから見直すのがおすすめです。

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Mai(美容師)
ヘアメイクとしてのキャリアもあり、 私自身、敏感肌で悩んできた経験もあるので、 髪だけでなくデリケートな肌のお手入れについても 参考になる情報が発信していきます。 好きな動物⇒うさぎ(私の家族のイブちゃん)

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