大人の女性が守るべきシャンプーの方法とお風呂上がりの適切なケア

髪をかき上げる女性の横顔

正しいシャンプーが美しいツヤのある髪を保つのに大きな役割を果たします。

なぜなら、シャンプーは毎日しますしスキンケアでいえば、洗顔やクレンジングにあたる工程だからです。

しかも頭皮の場合、シャンプーしてから保湿してる方は少ないですよね。

なので、正しくシャンプーを毎日積み重ねて頭皮ケアできているかどうかは、髪の健康にも大きな影響を与えますので、ここで今一度シャンプーの方法について見直すキッカケにして頂きたいと思います。

うつむいた姿勢のシャンプーはNG。シワやたるみの原因に

リクライニングシートを倒してシャンプーしている様子

ヘアサロンでリクライニング式の椅子に体を預けてシャンプーをしてもらうように、自宅でも背筋を伸ばして顎を少し上げた姿勢で洗うのが理想。

うつむいて洗うと、シャンプー剤が流れて目に入ったり、生え際などに洗い残しが生じてフケやかゆみの原因になってしまう可能性があります。

また、うつむく姿勢を日々続けていることで顔や首にシワやたるみを招いてしまう場合もあるので、美容的な観点からも避けたい行為。
毎日のちょっとした習慣の見直しから貯蓄され、結果的に大きな差を生みます。

ただし、シャンプー時は平気でも、洗い流す際の反り返るような姿勢が辛い場合は、うつむいて流し、最後の仕上げだけは顔を上に向けるなど、無理のない範囲で洗いましょう。

正しい方法で余計な抜け毛を減らそう

毛髪にはヘアサイクルと呼ばれる生え変わりがあり、一度生えた髪は成長期、退行期を経て休止期に入り必ず抜け落ちます。

一般的に毛髪の本数は約十万本といわれ、平均すると1日あたり60~100本の髪が抜け落ちていきます。

これは、植物が季節ごとに姿を変化させるように自然なこと。
抜ける量も季節によって増減があり、抜けたあとは新しい髪が生えてくるので、それほど神経質になることはありません。

シャンプー時に抜け毛があるのは、からまっていた抜け毛や抜けかけている毛が洗髪をすることで落ちているだけであって、日常的にブラッシングを習慣にしていれば、シャンプーが抜け毛の原因ではないことがわかるはず。

シャンプーは汚れを取り除くだけでなく、滞りがちな頭皮の血行を促し、健やかな美しい髪が育つ土壌作りのための大切な工程です。

べたつきや臭いは頭皮の毛穴に汚れが詰まっているサイン

頭皮は人間の体の中で皮脂分泌量が多い場所。

毛穴は大きく、その数も多いので、皮脂でべたつきを感じる人もいるでしょう。

髪を洗うときには、頭皮の毛穴に詰まった皮脂や汗、汚れを落とすように意識しましょう。

十分に洗いきれずに残ってしまうと、汚れや皮脂、シャンプー剤が酸化し、さらに雑菌の繁殖を招いて、臭いやべたつきにつながります。

洗い残しが多いのは頭頂部と襟足で、十分に洗えてない方が多くいます。

シャンプーの泡で汚れをきちんと包み込み、髪にキュッキュッと少しきしみを感じるくらいまでしっかりと洗い流します。

洗い残しをなくすために、シャンプー時の自分のクセを思いだし、洗いかたとすすぎかたを見直すことも大切。

髪が濡れた状態で長時間いると、雑菌が繁殖して臭いを発生させるので、しっかりとタオルドライして、ドライヤーですぐに乾かすこと。

臭いの元を断つためにも、頭皮をしっかり乾かすことを心がけましょう。

健康な大人なら1日一回、夜にシャンプーをするのがおすすめ

テーブルの上の目覚まし時計

美しい髪が育つすこやかな頭皮環境づくりのためにも、頭皮の皮脂や汚れは就寝前にしっかり洗い流して清潔な状態に整えましょう。

汚れを残した状態で寝てしまうと、就寝中にかく汗もプラスされ、頭皮に雑菌を増殖させてしまいます。

また、美容意識が高く2度洗いをする人がいますが、シャンプーをする前にブラッシングで汚れを浮き上がらせお湯でしっかり予洗いをしてからシャンプー剤を塗布して洗うと、汚れは一回で十分に落とすことができます。

シャンプーは頭皮をしっかり、
リンスやコンディショナー、トリートメントは毛先にだけが鉄則。

(育毛系のコンディショナーやトリートメントには頭皮ケアできるものもありますが、一般的なものは頭皮につけません)

効果的な正しいシャンプーをすることが大切なのであって、洗う回数が多いことが必ずしも頭皮や髪のためによいとは限りません。

髪を洗うときには、
シャンプーをつける前に頭皮までしっかり濡らしておくこと。
泡立ちがよくなり、洗浄効果もアップします。

予洗いをするだけでも十分に泡立ちます。

育毛のためには夜に洗うのが理想。頭皮を清潔にして就寝を。

健康な髪を育むには、夜にシャンプーをして1日の汚れを洗い流して寝るのが良いです。

お肌と髪の成長を促すのは眠りについてから2~5時間後と言われています。

この時間帯に頭皮と髪が清潔な状態であるのが理想。

しかし、夜にゆっくりケアする時間がない人がたくさんいるのも現状ですよね。

髪を乾かす気力もないくらい疲れている日には朝にシャンプーしましょう。

その際、注意すべきことは洗いすぎること。
夜と朝の二回洗うことにより、頭皮に必要な皮脂までとりすぎてしまう場合もあります。

夜にシャンプーをしたら、朝はシャンプー剤を使わずにぬるま湯で洗い流すだけで十分です。

また、寝汗をかいた場合、朝洗う時間がないときは頭皮用化粧水をつけてすっきりするのもいいですね。

38~40度のぬるま湯で、十分すぎるくらい丁寧に洗い流そう。

温度計

頭皮は脂っぽいので熱いお湯で勢いよく洗い流すほうが落ちがいいと考えるのは誤解です。

頭皮が乾燥しやすくなるので、洗顔と同様にぬるめのお湯で優しく洗い流すよう心がけてください。

頭皮や髪に負担をかけずに皮脂や汚れをしっかり落とすことができるお湯の温度は38~40度。

最後に冷水をかけることで頭皮とキューティクルをキュッと閉じることができるので、暑い季節などに試してみてください。
頭皮が引き締まるとボリュームがでますし、キューティクルが引き締まると艶がでます。

シャンプーの仕上げのコンディショナーやトリートメントもすすぎは十分すぎるくらいしましょう。
洗い残しの多い頭頂部や生え際、襟足は特に念入りに。

頭皮までしっかり指で揉むようにして濡れた髪はデリケートな状態なので摩擦をかけないように注意しながら、ぬめりがなくなるまでしっかりすすぐのが大切。

ドライヤーは頭皮から乾かすのがオーバードライを防ぐコツ

ドライヤーで乾かす時にあなたはどこから乾かしていますか?

多くが中間から毛先あたりを乾かしている人がいますが、それはオーバードライといって乾かしすぎということになります。

なぜかというと、毛先に向かうほど乾きやすくなっているため、乾きにくい頭皮を先に乾かさず中間から毛先に向かって乾かし始めてしまうと、オーバードライになってパサつき、まとまりの悪いごわごわした仕上がりになってしまいます。

ですので、しっかり頭皮から乾かすことが大事。

頭皮から乾かしていても毛先の方はある程度乾くはずですので、オーバードライを防ぐだけでなく、熱からの刺激による負担も減ります。

香りやテクスチャの好みにプラスして、頭皮や髪に優しい洗浄成分のものを選ぶようにしよう。

バスルームで泡まみれの赤ちゃん

大人の髪は日々ダメージを受け、何かしらのトラブルを抱えているもの。

シャンプー剤はスキンケア同様に、成分に注目して選んでみてください。

よく耳にする界面活性剤は、ヘアケア製品には不可欠な洗浄成分で、頭皮や髪の汚れを取り除くために配合されています。
中でも、アミノ酸界面活性剤を洗浄成分としたシャンプーは頭皮や髪に優しくておすすめ。

肌と髪はたんぱく質からできていて、そのたんぱく質を構成しているのがアミノ酸。
アミノ酸系シャンプーが頭皮と髪に優しいといわれるのは、組織成分が似ているから。

泡のきめと泡立ちのよさも重要なポイント。
泡の弾力を利用して頭皮の毛穴に詰まった皮脂を浮き上がらせ、髪に付着した汚れとともに取り除きます。

また、泡立ちが悪いと髪に摩擦が生じて、切れ毛や抜け毛の原因となってしまうため、泡立ちのよいものを選ぶようにしましょう。

髪と頭皮に優しいシャンプーの手順と方法7つのステップ

では、続いてシャンプーの方法。手順を一つ一つ解説していきます。

ブラッシング
ブラッシングする女性

ブラッシングには毛髪の汚れを除去するとともに、マッサージ効果も得られ頭皮の新陳代謝を促し髪の艶をよくします。

*ロングヘアの人は毛先からブラッシングをしていきましょう。

髪をぬらす

地肌からしっかり濡らすしていきましょう。

この時お湯の適温は38~40℃
地肌がしっかり濡れていないとシャンプーを付けたとき泡立ちも悪くなります。

シャンプー
笑顔でシャンプーする女性

シャンプーを適量にとり軽く泡立て髪の毛ではなく、地肌に泡を付けて全体になじませていきましょう。
ついつい爪を立てて強く洗いがちですが、頭皮を傷つけてしまうので絶対にやめましょう!

洗う時は指の腹を使ってマッサージをするように地肌を洗います。
濡れた髪はキューティクルが立ち上がり髪の毛が膨らんだ状態になっているので、強くこすりすぎると摩擦が生じて髪のダメージに繋がります!

また、泡立てずにそのままシャンプーを付けると毛穴をふさぐ要因になり、頭皮のトラブルになることも。

すすぎは丁寧にじっくりと

地肌からしっかり指を使って流していきましょう。

この時すすぎ不足になると頭皮のかぶれや、毛穴のつまり原因にもなるので「これでもか!」と思うくらい強くすすがずに 丁寧にすすぎましょう!
特に後頭部は髪も厚いのでしつこいくらいに!

リンス・コンディショナー・トリートメント

コンディショナーやトリートメントは根元からではなくて、中間から毛先に優しく揉みこむようになじませます。

流す時は頭皮に残らないように注意しましょう。
すすぎは丁寧に十分な時間をかけて行います。

リンス・コンディショナー・トリートメントの働きを同じだと思ってる方もいると思います。
リンスとコンディショナーはさほど変わりはありませんが、トリートメントは別です。

それぞれの役割

リンス

リンスは髪の表面をカバーし、シャンプー後のきしみを防ぎ手触りをよくし光沢をあたえます。

コンディショナー

コンディショナーはリンスよりも髪の表面をカバーする力が強いです。

トリートメント

トリートメントはリンスやコンディショナーと違い髪の表面ではなく、髪の内部に浸透させ剥がれたキューティクルの間から流れ出てしまったたんぱく質を補給します。
トリートメントは髪になじませた後、すぐ流すよりも少し時間をおくと効果が高くなります。

タオルドライ
タオルで髪を拭く女性

タオルで拭くときに気をつけなければならないのが、こすってはいけないとです。
タオルドライするときは、地肌を包みこみながら優しく拭いてあげて下さい。
毛先は「ポンポン」と叩いて水気をとってあげましょう!!

速やかにドライヤーで乾かす
ドライヤーで髪を乾かす女性

最後に大事なのは髪を乾かす事です。
自然乾燥している方もいると思いますが、ついつい髪が濡れたまま寝てしまってるという人も多いと思います。

濡れたままだと頭皮の常駐菌が悪さをしてベタつきやかゆみ、臭いなどトラブルを引き起こす要因になります。
また、半乾きのまま寝てしまうと、枕と髪が摩擦を起こし髪を傷めてしまいます。

ドライヤーを使う時は、毛先よりも根元から乾かしていきましょう!
ボリュームをつけたいときはドライヤーの熱を下から当ててあげるのがポイント!!

シャンプーしたらドライヤーで乾かしましょう。

80%くらい乾いたら、仕上げに冷風を当ててキューティクルをしめてあげると良いです。
最後は必ず髪の毛を整えてあげましょう。

シャンプーした後、お風呂上がりの正しい髪のお手入れ

毛髪や頭皮が濡れたままで寝てしまうと、頭皮や毛根のあたりに住み着いている細菌がジメジメした環境によって増殖し、臭いはもちろんのこと、健やかな髪が育つのに悪影響となります。

そうなれば、ゆくゆくは炎症を起こしかゆみやちょっとした刺激でヒリヒリしたりと痛みを感じたりすることもあり、
さらに濡れている状態だと無防備なので、パサつきなどといったトラブルも引き起こしてしまいます。

ここで正しい方法や注意点などお伝えしたいと思います。

シャンプー後、お風呂上がりのケアは毎日のことですから、間違った方法を続けていると髪のダメージや頭皮トラブルの原因になりますので、答え合わせの意味でもチェックしてみて下さいね。

シャンプー後の髪の正しい拭きかた

お風呂上りの濡れた髪を拭く女性

タオルドライをする際に使用するタオルは吸水力が高い大判のものを用意しましょう。

お風呂場で髪を軽く絞り、余分な水分を落としたら、

タオルで頭全体を包み込み、指のはらを使って頭皮をマッサージするように優しくふきます。

ゴシゴシと力を入れて拭くのは摩擦が生じて髪を傷めてしまうのでNG。

水分をタオルに吸いとらせるように指のはらを使って頭皮を揉みます。

頭皮の水分が十分にオフできたら次は毛先へ。

セミロングからロングの場合は髪を左右どちらか片方にまとめ、タオルで包み込んで、上から手のひらでやさしく圧をかけて水分をタオルに吸収させます。

間違っても、力強く絞るような拭きかたは厳禁です。

過剰な力がかかるとキューティクルを傷つけてしまうので、あくまでやさしく、軽く押さえながら水分を吸収させましょう。

濡れた状態の髪は想像以上に無防備。
くれぐれもこのタイミングでブラッシングしないようにしましょう。

自然乾燥は髪と頭皮にデメリットばかり。ドライヤーで乾かすのが鉄則。

洗面台でドライヤーをかける女性

自然乾燥は頭皮や髪を長時間湿ったまま放置しているということ。
頭皮に雑菌が繁殖しやすい環境を作っているのと同じです。

雑菌が繁殖すると、かゆみが出るなどといった症状があらわれ、頭皮環境は悪化し、健やかな美しい髪を育てることはできません。
また、半乾きの髪は摩擦の影響を受けやすいというデメリットもあるので注意。

水分や熱によって開く性質のあるキューティクルは、膨潤して開いた状態で放置しておくと、ちょっとした刺激で簡単に剥がれてしまいます。

コンディショナーやトリートメントをしても、自然乾燥では台無しです。

特に面倒だからと濡れたまま眠る生活を続けていると、枕との摩擦で髪が痛み、切れ毛などを引き起こしてしまいます。

シャンプーあとは、できるだけすぐに髪を乾かしましょう。
開いたキューティクルを閉じることが大切。

素早く乾かすのが大事!髪にダメージを与えないドライヤーの乾かし方

ポイントは風の温度ではなく風量です。
理想は低温の強風。

1200ワット程度の風力の強いドライヤーで一気に乾かすのが理想。

最近では家庭用でも熱風と冷風が交互にでるドライヤーもあります。

乾かすときには、まず顔を若干下に向けて後頭部から風を当てましょう。
そのあとに両サイド、前頭部の順に乾かします。

ドライヤーは常に髪から20~30センチ離し、一ヶ所に熱が集中しないように小刻みに降り動かします。

このとき毛先ではなく頭皮を乾かすように意識することがポイント。

髪は根元から毛先へ、毛の流れに沿って風をあてると、キューティクルを整えることができます。

八割くらい乾いたら、開いたキューティクルを閉じるために冷風設定に切り替えてクーリングを。
仕上がりの艶感がグッとアップします。

オーバードライとなると頭皮や髪の負担になるので注意しましょう。

ボリュームが出にくい方へ、髪の根本をしっかり立ち上がらせる乾かし方

大人の髪は、コシがなくなり細く痩せてしまいがち。

サロンで仕上げたようなスタイルを再現できないと悩んでいる人もいるでしょう。

根元からふんわり立ち上がった若々しいスタイルに仕上げるには、ドライヤーのあてかたが重要です。

髪の表面にではなく、内側から根元に風をあてると生え際部分にボリュームがでます。

さらにボリュームを出したいときには、毛の流れにに逆らって乾かしましょう。

通常の髪の分け目やつむじを無視して、後ろから前へ、右から左へ、左から右へと首を傾けながら風をあて、髪を一本一本根元からたたせます。

空気をいれるようなイメージで乾かすとかなりボリュームがでます。

また、うねりを押さえたい場合には、髪の中間から毛先にだけブラシでテンションをかけてのばしながら、髪に対して45度の角度で風をあてましょう。
キューティクルを整え、自然な艶髪に仕上げることができます。

シャンプーからドライヤーまでがセットなんだと考えよう。

洗髪までがひとつではなく、シャンプーからドライヤーまでがワンセットなんだと考えてください。

いくら洗髪やシャンプー剤などが良かったとしても濡れたまま放置していてはすべてが水の泡。

良いシャンプー剤などを使って正しい洗髪をして頭皮や髪に良いことをしているのですから、しっかり乾かしてキューティクルを閉めてあげてさらに頭皮や髪にとってプラスになることをしてあげることが大切。

この一連の流れをしっかりすることでぐんと頭皮環境がよくなり毛髪にも良い効果を与えるでしょう。

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Mai(美容師)
ヘアメイクとしてのキャリアもあり、 私自身、敏感肌で悩んできた経験もあるので、 髪だけでなくデリケートな肌のお手入れについても 参考になる情報が発信していきます。 好きな動物⇒うさぎ(私の家族のイブちゃん)

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